バレエの講師契約は計画的に!グループレッスンのはずが、同じ料金で個人レッスン3本に!

バレエの先生の募集の中には、ふたを開けてみたらとんでもない条件だった!というものもあります。

筆者にも経験があります。

今回は、あるバレエクラスの講師として過酷な条件で指導を続けた先生から聞いた「とんでもない話」をご紹介しましょう。

個人レッスンが3本!?数ヶ月続いた異常事態

某カルチャーセンターで指導をしていた頃の話をさせてください。

カルチャーセンターのオープンと同時にバレエクラスの講師にスカウトされた私は、週に1回・1日に大人初心者・幼児・小学校低学年・小学校高学年の4クラスの指導を担当することになりました。

正直、立地的にそれほど生徒さんが集まると期待はしていませんでしたが、オープン時の無料体験レッスンにはそれなりの人数の方が参加されていたので、まあ徐々に増えていくだろうと思っていました。

ところがその後、思いもよらない事態が起こりました。

無料体験レッスンの後、実際にバレエクラスに入会したのは、大人・小学校低学年・高学年の各クラスにそれぞれ1名ずつだったのです。
つまり、グループレッスンの料金で個人レッスンを3本ということです!

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休む暇もない3連続レッスン

最初の頃は
「カルチャーセンターのバレエ講座を担当できるなんて、ものすごく狭き門だし、生徒さんはこれから増えていくだろうし」
と自分に言い聞かせ、毎週身体と精神を奮い立たせて個人レッスン3本の指導をこなしていました。

カルチャーセンターの講師への指導料は、生徒さんの支払う月謝の4割。
自宅から遠かったこともあり、生徒が3人以上集まらなければ交通費だけで赤字になってしまいます。

そういったことなら、小学生の低学年と高学年を1クラスにまとめたら良いのではないか?とも思えますが、それは後述する事情でできませんでした。

バレエのレッスンを指導することは、座学の講座の指導とは体力の消耗の度合いが全く異なります。
喋りながら見本として踊るわけですから、当然です。

特に初心者のクラスでは、先生が前で一緒に踊ってあげないと動かない生徒もいるため、先生も休んでいる暇はありません。

そしてレッスンとレッスンの間の休憩時間は、わずか5分しかありません。
これでは休憩どころか、食事を取る時間さえなく、水をひと口飲むのが精一杯でした。

カルチャーセンターのレッスンのある日はいつも、最後のクラスが終わるとしばらくは座り込んだまま、動けませんでした。

個人レッスンしか受けたくない生徒たち

ここでは、生徒たちも少々クセ者でした。

それぞれ1名ずつで開講された3クラスのうちの2人の生徒さんは、レッスンの中で自分にできないことは言い訳をして、一切やろうという努力をしません。

そして見学や体験レッスンの人が来るのを、極端に嫌がりました。
「ずっと1人だけでのレッスンですよね?」
と生徒さんに確認されたこともあり、
「え!?グループレッスンなんだから、新しい人が入って来なかったら困るのに…」
と不思議に思っていました。

その後、体験レッスンや見学の人が来ることが度重なるうちに、大人クラスの生徒さんは「家庭の事情」を理由にやめていかれました。

一方、小学校低学年クラスの生徒さんは4月になると学年が上がり、高学年クラスに上がることになりました。

しかし
「上のクラスのお姉さんとレッスンするのはイヤ!個人レッスンがいい!」
と言って、上のクラスに上がることを拒否し、その後やめていきました。

「それなら、もう1つクラスを増やします」って、ええっ!?

私は、カルチャーセンターの担当者に相談しました。

生徒のクラス分けの仕方を工夫し、それまで小学校高学年だけだったクラスに中学生以上や大人も受け入れを可能にしてはいかがですか?と提案しました。

そして

○グループレッスンと個人レッスンは、大体どこでも料金体系が大きく異なること
○「個人レッスンが受けられなければやめる」というくらい積極的に個人レッスンを希望する人は、最初から個人レッスンの料金を支払って個人レッスンを受けるべきではないか

ということなども、お話しさせていただきました。

そしてカルチャーセンターのバレエレッスンは「グループレッスン」が大前提だから、他の生徒さんが入ったり上のクラスに上がることになったりして
「生徒が1人しかいないから、個人レッスン状態にたまたまなっている」
という状態が解消される可能性があるのは当然だが、それをちゃんと入会時に生徒さんに説明しているのか?とも。

他のところで私の個人レッスンを受けて下さる方からは、個人レッスンの料金を頂いています。
カルチャーセンター規定のグループレッスン料金しか頂いていないにもかかわらず、
「個人レッスン以外はイヤです!」
という生徒さんの勝手な都合を認めたら、不公平になりますよね。

…しかし、このカルチャーセンターの担当者は、そのことを全く分かっていませんでした。

私の話を聞き終わった担当者は、なんと
「分かりました。では、小学校高学年クラスの後の時間に、中学生クラスを新設しましょう」

と言いました。

「そういうことが言いたいのではなくて、小学校高学年クラスを「小学校高学年限定!」ではなく、中学生以上・大人まで参加可能なクラスに変えては?と言ったのですが!?」

驚いた私は反論しましたが、担当者の発言は覆らず、勝手に新クラスの募集を始め、無料体験の日程まで決めてしまいました!

しかし、1日に1人で5レッスン指導することは体力的に持つとは思えません。
「ならせめて、生徒の集まっていない幼児クラスをクローズにして下さい…!」
私にできる事は、そう懇願することだけでした。

ここのスタッフは、この担当者だけでなく他の受付スタッフも全員このような感じでした。
相手の都合を考えず常識を逸脱した対応に、何度もイライラさせられていました。

退職して思うこと

結局このカルチャーセンターは、私のちょっとした入院をきっかけに退職させて頂きました。

辞めてから数ヶ月経ち、久しぶりにカルチャーセンターのHPを見てみましたが、新しいバレエの先生は見付かっていないようでした。

それはそうでしょう!
あのような待遇を受けると分かっている所へは、私も自分が辞める時に代わりの先生を紹介する気にはなれませんでした。
紹介する先生に申し訳なさすぎるし、先生によっては
「こんな所を紹介するなんて、バカにしているのか!?」
と怒らせてしまいます。

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他の講座も、毎月のように「新規講座開講!」の貼り紙がされていました。
おそらく他の講座でも同じような事態が発生し、講師の入れ替わりが激しかったものと思われます。

バレエの先生の仕事は狭き門なので、どんなにひどい条件でも受けてしまう方が多いかもしれません。

しかし
「自分が変われば周りも変わる」
という言葉が通用するのは、ある程度相手が「常識」の通じる相手の場合です。

そうではない相手の場合、あなたがどんなに努力をしても、相手の酷い対応は何も変わりません。

あまりにも有り得ない待遇に疲れ果てたら、そこで教え続けることが本当にあなたのためになるのか、今一度振り返ってみた方が良いですよ。

 

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